2008年度 理事長所信

理事長 阿部 剛士

〜『熱き想いを胸に』〜

ひと、まちづくりを実践しょう

戦後の高度経済成長期を支えた我々の先人達は、世界でもまれにない奇跡の復活を遂げたのです。不可能と思えたことすら次々と現実のものとしてきた背景には夢を現実に代えるという強い責任感や懸命な努力と、一人ひとりが日本を支えているという熱き心に他ならないのです。それらの忘れてはならない我々の先輩方の生き様を、若い世代に伝承していかなくてはならないと思います。()森青年会議所が誕生して40数年余り、「明るい豊かな社会」の実現のため 情熱を傾けられてきた先輩のご尽力により現在の()森青年会議所の礎が築きあげられてきました。その礎に感謝すると共に歴史・伝統をもとに私たちは力の限り全力で活動し、新たな1ページを築きあげなければなりません。

人々が、夢や希望を抱いていた21世紀の幕が開けて7年目が経過した今日、世の中は大きく変化をしました。20087月には、北海道洞爺湖サミットが開催され、経済社会問題、について会議が行われます。そして今、地球温暖化、続く異常気象、経済状況も回復傾向にはありますが、長年に亘り経済不況からも脱却出来ずに、多くの人々が「不安」と思わずにはいられなくなり、ニートと呼ばれる人々やフリーターが増加し、日本経済・地域経済にも大きな影響を与え、世の中全体に閉塞感が漂っています。このような要因が幾つも重なり合い、またJCを取り巻く環境も大きく変化し、「会員減少」や「事業縮小」など、私達の青年会議所運動にも少なからず影響を及ぼしています。

海があり、山があり、川があり、自然に恵まれ、気候に恵まれ、優しい人達が暮らす我がふるさと森町。私たち日本人は、春夏秋冬、四季おりおりの自然の変化を楽しみ、青い空、真っ赤な太陽、涼しげな月を観て、風の音や虫の声に耳を傾け豊かな社会と純粋な「こころ」を持ち、明るい未来を創造していかなければいけません。

本年度も、会員一人ひとりが『想いやり』を持ち、真剣に取り組み、また歴史と伝統を受け継ぐ者として、英知と勇気と響きあう情熱をもって積極的な運動をおこなっていきます。

<地域「まち」に情熱>

毎日のように、新聞・ニュースなどで見たり聞いたりするのは、親が幼い子供を傷つけた・子供が親を・未成年が人を傷つけた等々、心の痛む事件ばかりです。何がそうさせているのでしょうか?時代が悪い・社会が悪い・地域環境が悪い・学校教育が悪い・家庭が悪い・大人が悪い、そんな言葉ばかりで自分たちが悪いと言う人は誰もいない。

子供を教育する立場にある大人の意識変革が求められていることは、紛れも無い事実であると感じております。私達自身も教育については学ばなくてはなりません。それを地域の方々と共に小さなことから見詰めなおす、というスタンスに進歩させることで、この地域の発展に貢献できると信じております。

<ひとに感動>

昨今の経済事情やいわゆる「JC世代」の絶対的な減少などから、メンバーの会員数は、じりじりと減り続けております。数が全てではありませんが、先輩方から受け継いできた伝統や記憶・経験を直接伝える為にも若いメンバーを新たに迎えることは大変重要です。JC運動を地域にアピールし、我々の存在意義を確立していくにはより多くのメンバーで活動する方が、効果があると考えます。また、事業を通じて仲間との間に生まれた達成感や深い友情・仲間意識は、かけがえの無い財産であり、心の底から付き合った仲間は、一生涯付き合える友人になると思います。

メンバーの団結力を高め、一致協力して「熱き想い」をもって各出向者を支援・かく事業などをサポートしてまいります。

 一歩前へ>

時代はものすごいスピードで、大きく変化しようとしています。そのような中でも、我々Jayceeは本質を見失わず、JC数十年間の素晴らしい歴史・伝統を受け継ぎ、その繋がり・絆を活かしながら、共に力を合わせ、大きく翔ばたいていかねばなりません。我々青年には未来(あす)を切り拓く力があります。夢・ビジョンを描ける力があります。一人では不可能なことも皆で協力すれば、必ずその突破口が拓けてくるはずです。そのためにも情報の共有化を今以上進めたいと思います。

=基本理念=

信頼している仲間とともに志を同じく「想いやり」を共有して更なる友情を磨き上げよう。

=基本方針=

「力を合わせ地域「まち」に情熱を」

我々が手本となり、この地域の未来を担う子供たちの夢と希望をあたえられる青年でありたい。

「熱き想いと共に、「ひと」に感動を」

自分が変われば、人も変わる。そんな仲間を沢山つくり、新しい自分を見つけだそう。

「自分を磨き、一歩前に」

まずは出来ることから始めよう肩の力をぬいて、しかしあくまでも青年らしく前向きに・・・。

最後に・・・

今年度、社団法人森青年会議所は、環境・地域・教育問題、そして公益法人制度への移行問題に取り組んで行きたいと思います。重要なのは事業が成功した失敗した等の結果論ではなく、どんな「想い」で行いたいのか・どんな「想い」で進めて行きたいのかの本質論が大切です。なぜならJCは学び合いなのです。「想い」がメンバーに伝われば、絶対に素晴らしい事業になります。

メンバー、一人ひとりが熱い「想い」を持ち、素晴らしい活動ある一年にしましょう。